6月9日(木)初収穫、一般の方もご利用いただけます
Infarm – Indoor Urban Farming Japan 株式会社
PRTIMES配信のリリース
次世代型屋内垂直農業を行うInfarm – Indoor Urban Farming Japan 株式会社 (本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平石郁生、 以下「インファーム」)は、2021年1月にアジア初の出店地として日本での展開を開始し、現在は紀ノ国屋4店舗およびサミットストア3店舗にて店内設置の「ファーム(水耕栽培装置)」で栽培した採れたての野菜・ハーブを、紀ノ国屋2店舗にて近隣の栽培施設で収穫した野菜・ハーブを販売しています。
そして今回新たに、コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長:黒田 英邦、以下「コクヨ」)の東京品川オフィス「THE CAMPUS(ザ・キャンパス)」に「ファーム(水耕栽培装置)」を設置しました。THE CAMPUSで働く社員や同施設を訪れるお客さま、地域の皆さまには、「ファーム」の中で野菜・ハーブが育つ様子を間近で観察し、収穫した採れたての野菜・ハーブをご購入いただけます。
THE CAMPUSに設置された販売開始前の「ファーム(水耕栽培装置)」
6月9日(木)以降は前面が透明な扉に変わり、野菜の生育状況を観察いただけます
- 導入の目的と展望
THE CAMPUSは、「街に開かれた、“みんなのワーク&ライフ開放区”」として、働くためだけの場所だったこれまでの企業オフィスのあり方を問い直し、社会と企業活動の交わりを促進する実験に取り組んできました。
一方、インファームのミッションは、消費地(=都市)の限られたスペースで野菜を栽培し、輸送距離をかけずに消費者のもとに新鮮な野菜を届けることで、人にも地球にもやさしいフードシステムを構築することです。
都市生活のリデザインに取り組んでいる点で共通しているTHE CAMPUSにインファームの「ファーム(水耕栽培装置)」を設置し、「野菜を育て、収穫し、食べる」というこれまでの都市部オフィスでは体験できなかった新たな取り組みを通して、健康的なワークスタイルやオフィス環境づくりに貢献することが目的です。
また今後は、栽培から消費者の手に届くまでの過程で、土地や水の使用・輸送距離を大幅に削減し、化学農薬を使用しないインファームの特徴を生かし、食とサステナビリティについて考える食育セミナーや収穫・調理体験会の開催など、コクヨと連携し、新たな社会と企業のコミュニケーションを創出する実験も計画しています。
- オフィスでの活用イメージ
爽やかな香りが特徴のディルとペパーミントを使用したハーブウォーターで頭も気分もスッキリ。
ミーティングや集中を要するデスクワークのお供にピッタリです。
※THE CAMPUS利用者に不定期で提供予定
買ってきた弁当や惣菜をデスクで食べるとき、野菜不足を感じることはありませんか?
そんなときにインファームの野菜をちぎってのせるだけで、栄養と風味がアップします!
香り豊かで麺類との相性も抜群のイタリアンバジルや、栄養豊富なスカーレットケールがおすすめです。
都市部では普段目にすることの少ない、野菜が生育する様子を観察できます。
「植えたばかりの苗の葉と成長した葉は形が違う」「たったの1週間でここまで成長した」……
社員同士、地域の方との野菜トークに花が咲くと、新しいアイデアが生まれるかもしれません。
野菜の栽培・収穫・喫食を通じた食育・サステナビリティ理解の取り組みにも活用できます。
- 1. 販売開始日及び販売場所
・販売開始日:2022年6月9日(木)
・販売場所:THE CAMPUS 1F PARKSIDE(パブリックエリア)(https://the-campus.net/access/)
- 2. 販売品目
【商品名】:
イタリアンバジル
スカーレットケール
ディル
ペパーミント
商品イメージ
(左より、イタリアンバジル、スカーレットケール、ディル、ペパーミント)
- 3. THE CAMPUSの特別メニュー
今回の導入にあたり、THE CAMPUS1階のコーヒースタンド.OTTENにて、インファームで栽培・収穫したハーブを材料に用いたスペシャルドリンクの販売も開始します。
代表的なメニューであるペパーミントを使用した「ミントラテ」は、エスプレッソ1ショットをミルクで割り、潰したミントを入れた初夏にぴったりの爽やかな逸品です。
インファームの野菜・ハーブは、生産地から消費地までの輸送距離を最短にすることで、栄養素と風味に満ちた最も新鮮な状態でご購入いただけます。新鮮で本格的な味わいを楽しめ、野菜本来の味わいを楽しめるインファームの野菜・ハーブをぜひお楽しみください。
コクヨ株式会社について
コクヨ株式会社は、文具や事務用品を製造・販売する「ステーショナリー事業」、オフィス家具などの提供からオフィス空間の設計・構築、働き方改革コンサルティングまでを手掛ける「ファニチャー事業」、オフィス用品の通販サイト「カウネット」の運営とインテリア・生活雑貨の販売を行う「通販・小売事業」を軸にビジネスを展開しています。
2021年11月に、第3次中期経営計画「Field Expansion 2024」を発表。「長期ビジョンCCC2030」の達成に向け、「働く」「学ぶ・暮らす」の領域で、文具や家具だけにとらわれない、豊かな生き方を創造する企業「WORK & LIFE STYLE Company」になることを目指しています。
インファームについて
2013年創業のインファームは、世界で最も急成長している垂直農法企業です。北米、ヨーロッパ、日本の11カ国において世界トップクラスの小売チェーン30社以上と提携し、世界1850以上の店舗でフレッシュハーブ・野菜を販売しています。日本では、2021年1月の紀ノ国屋インターナショナル(青山店)での出店を皮切りに、東京都内のスーパーマーケット9店舗で商品を展開しています。
2030年には、北米、アジア、ヨーロッパの3大陸20カ国と中東地域に拡大する計画です。グローバル全体での商品ラインナップは、ハーブ、葉物野菜、レタス類、マイクログリーン、キノコ類など75種類以上の野菜で構成しており、近々イチゴ、唐辛子類、ミニトマト、豆類も加える予定です。
インファームのサステナビリティについて
インファームの屋内型水耕栽培装置は非常に効率的で、従来の農法に比べて利用土地面積が95%少ないだけでなく、水の使用量も95%少なく、栽培期間中化学農薬を使用していません。この栽培方法によって、これまでに1億3000万リットル以上の水、18万m2以上の土地、約160万フードマイル(約300万km)以上の輸送距離を節減してきました。またインファームは、「科学的根拠に基づく目標設定」(The Science Based Targets)により、科学的根拠に基づくネット・ゼロ・カーボンの目標設定に取り組んでいます。詳しくはインファームウェブサイト(www.infarm.com) をご覧ください。