農水省の補助事業を活用し『職業としての農業の魅力』発信
株式会社おてつたび
PRTIMES配信のリリース
- 『農業の魅力発信コンソーシアム』とは
農林水産省補助事業を活用して、活躍する農業者を通した“職業としての農業”の魅力を発信することを目的とした民間企業9社が集結したコンソーシアムです。現在、農業界では、農業従事者の減少や高齢化が急速に進行しており、農家子弟だけでなく、これまで農業には縁の無かった方も農業に呼び込んでいくことが課題となっています。本コンソーシアムには、新たに農業に参入する若者を確保するためには、「実際に農業現場で活躍している農業者の生の姿を伝え、潜在的に農業に関心のある人たちに訴求していくことが重要」という共通の意識を持つ企業が結集しました。
詳細:https://yuime.jp/nmhconsortium/
- 「食べチョクおてつたび」とは
■概要
活躍している「食べチョク生産者」と「おてつたびに登録する地域・農業に関心のある学生」をマッチング。
地域・農業に関心のある学生が、食べチョク生産者のもと住み込みで農作業や食べチョクの梱包・発送作業をお手伝いします。
■目的これまで農業に縁のなかった学生が、活躍する生産者のもとで共に働き、農業の大変さや楽しさ、やりがいなど「職業としての農業の魅力」を知ることで、農業をより身近に感じてもらうことを目指します。
- 今後の実施スケジュール
【島根県邑南町】
実施日 :7月18日(月) 〜 7月22日(金)
受入生産者:「和(なごみ)ファーム」戸津川 良さん
<夫婦2人で小規模ながらも持続可能な農業を推進>
内容:収穫ピークを迎えた夏野菜を収穫~食べチョクからの注文の発送作業販売など
詳細:https://otetsutabi.com/plans/1259
▲戸津川 良さんプロフィール
1976年島根県浜田市生まれ。前職小売流通にて農産バイヤーや販売企画を約20年経験。当時から第一次産業の未来に危機感を覚え自分事として何が出来るかを模索、当事者として就農することを決意。「ありのまま」「やさしい」をコンセプトに「すっぴんやさい農家の育てるべっぴんやさい」として、夫婦2人で小規模ながらも持続可能な農業を推進していくため、現在管理面積80aで自然栽培(畑には肥料・農薬を施さない)を選択し、身体も心にも優しい野菜作りを目指している 。島根県が推奨するJGAP同等水準県版GAP「美味しまねゴールド認証」を品目毎に取得し、生産工程管理上でも安全安心を目指している。
https://www.tabechoku.com/producers/20485
【長野県 安曇野市】
実施日 :8月15日(月) 〜 8月23日(火)
受入生産者:(有)安曇野ファミリー農産 中村隆一 さん
<2年連続 食べチョクアワード果樹1位、幻の林檎“ピンクレディ”を生産>
内容:夏りんごの収穫、発送作業
詳細:https://otetsutabi.com/plans/1288
▲ 中村隆一 さんプロフィール
1994年長野県安曇野市生まれ。日本農業賞天皇杯を受賞したリンゴ栽培の第一人者を祖父に持つ農家に生まれ、東京農業大学経済学科在学中の20歳で、父と祖父が病気で倒れたことをきっかけに、就農を決意。大学卒業後は米ワシントン州、2019年からはニュージーランドの大規模農場で研修。帰国した2020年から実家の農業生産法人に入社し、農協への出荷に加えて、直販サイトへの販路を拡大。2020年の食べチョクアワード総合1位に続いて、2021年度も果樹部門で2年連続1位を受賞するなどユーザーから高い評価を集める。
https://www.tabechoku.com/producers/21528
【栃木県 大田原市】
実施日 :8月下旬実施予定
受入生産者:YOZE FARM 後藤啓介さん
<脱サラして農家を継承。新たに土づくりからこだわりアスパラを生産>
内容:アスパラ収穫や選別、雑草抜き、食べチョクからの注文の発送作業など
▲後藤啓介さんプロフィール
1984年栃木県大田原市生まれ。大学卒業後は、オンラインドラッグストアを運営する企業に就職して海外赴任中の2013年、父が前立腺の末期がんを患ったことがきっかけで、翌年退職。父は設備会社勤務と米農家を兼業していたが、2014年に下半身不随で寝たきりの状態になったことから、就農を決意。2015年に他界したため、31歳であとを継ぐのと同じタイミングで新規でアスパラガスの栽培を始め、JA経由の市場出荷と並行し直販サイトを利用し販路を拡大。アスパラガスはSDGsへの配慮もし、食品残差などを主とした有機質肥料を中心に育て、できるだけ鮮度の良い状態で、お届けするため、朝採りの新鮮な状態をすぐに冷却し、最短で翌日にはお届けするスタイル。
https://www.tabechoku.com/producers/20262
- これまでの活動
2022年3月〜5月にかけて千葉、石川、佐賀、沖縄など全国5軒のロールモデルとなる生産者の元で「食べチョクおてつたび」を実施し、10名の農業に関心を持つ学生が参加。それぞれの生産者のこだわりや農業に対する思いを、働きながら感じてもらうことで農業の魅力発見の場を提供することができました。
■実施の様子
■受入先の声
【有限会社たけもと農場 代表取締役 竹本彰吾さん】
農業研修を受ける自信がなくても、収穫体験よりは一歩深い農作業のお手伝いを通して「職業としての農業もありかも」と思ってもらえたらと思い「食べチョクおてつたび」で若者を受け入れました。あえて田植えや稲刈りなどのメジャーな農作業ではなく、田植えに向けた育苗、直販品の出荷・梱包作業を手伝ってもらいました。まいた種から芽を出す稲の力を特等席で見てもらいましたので、農業の面白さも感じてもらえたのではないかと思います。
■参加学生の声
【立教大学 吉田 開さん】
私は福島県の出身で、将来はUターンをして地域振興のために働きたいと考えていますが、福島県の有力な観光資源である食や日本酒を支えている”お米の生産”には全く関わったことがありませんでした。お米が作られる現場を体験を通して学び、将来の仕事の糧にしたいと思い、たけもと農場さんのおてつたびに参加しました。当初、私は農業に対して、朝が早いとか、体力的にきついとか、大変なイメージを持っていましたが、実際にお手伝いをしてみると、それは間違っていたことがわかりました。たけもと農場さんは、日本三霊山の1つ、白山の麓にありますが、この山と水田の作り出す景色は美しく、それをみるたび農作業の疲れが癒やされました。加えて、農業は土地とのつながりがとても強く、例えばたけもと農場さんの広大な水田の数々を支えているのは白山の雪解け水であるなど、そこでお手伝いをしなければわからないこともたくさんありました。また、従業員の方もみなさん専門的な知識を活かして前向きに働かれていて、刺激を受けました。苗を一年中近くで見守っていたいと思うほど苗の成長の喜びも感じられ、農業の面白さを感じることができました。
詳細:https://agri.mynavi.jp/2022_05_31_192829/ (マイナビ農業)
- 取材について
「農業の魅力発信」にご協力いただけるメディアの方をお待ちしております。
・参加者が現地で実際に農作業や梱包のお手伝いをしている様子
・受け入れ先の生産者の声やこだわり
・参加者の声
などをご取材いただけます。ご関心のある方は、以下よりお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ先:https://otetsutabi.com/contact
- 人手不足でお困りの方へ
おてつたびでは、短期的・季節的な人手不足で困っている事業者、地域、自治体、JA等を募集しています。
お問い合わせ: https://otetsutabi.com/business
- 食べチョクについて
⾷べチョクは、こだわり⽣産者から直接⾷材や花きを購⼊できる産直通販サイトです。日本の産直通販サイト(※1)の中で認知度や利用率などの6つのNo.1(※2)を獲得しています。
野菜・果物をはじめ、米・⾁・⿂・飲料といった⾷材全般と、花き類を取り扱っています。また好みに合う⽣産者を選んでくれる野菜定期便「⾷べチョクコンシェルジュ」や旬の果物が届く定期便「⾷べチョクフルーツセレクト」があり、定期的なお取り寄せができるのが特徴です。また、友達と分けあえる「共同購⼊」の機能や販売前に商品を取り置きできる予約機能などもあり、ライフスタイルに合わせた様々な買い⽅を提供しています。
ユーザー数は65万人、登録⽣産者数は7,200軒を突破し、4.4万点を超えるこだわりの逸品が出品されています。
・URL:https://www.tabechoku.com/
・公式Twitter:https://twitter.com/tabechoku
・公式Instagram:https://www.instagram.com/tabechoku/
(※1)産直通販サイト:生産者が消費者の自宅へ商品を直送することを特徴とする生産者特化型の通販サイト
(※2)国内産直通販サイトの中で、「お客様認知度」「お客様利用率」「お客様利用意向」「Webアクセス数「SNSフォロワー数」「生産者認知度」の6つでNo.1を獲得。
- おてつたびについて
『おてつたび』は、お手伝い(仕事)と旅を掛け合わせた造語で、地域の短期的・季節的な人手不足で困っている農家や旅館などの事業者と、「知らない地域へ行きたい」「仕事をしながら暮らすように旅したい」など地域に興味がある方をマッチングするwebプラットフォームです。
「日本各地にある本当にいい人、いいもの、いい地域がしっかり評価される世界を創る」というビジョンを掲げ、2018年7月にサービスをスタートしました。コロナ禍でも登録者が倍増し、現在の登録ユーザー数は約2万人、受け入れ先は全国47都道府県650事業者に拡大。登録者の4割が大学生などの20代ですが、最近では30~50代の社会人の利用や、60代〜70代のアクティブシニア層の利用も広がっています。
おてつたび終了後のアンケート※1では、参加者の8割は、それまで全く行ったことない地域を訪れ、9割以上が「地域にまた訪れたい」と答え、移住・定住した事例もあり関係人口創出※2を強みとしております。
※1 2022年6月1日時点 おてつたび終了後のアンケートより 自社調べ
※2「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々のことを指します。(出典:総務省「関係人口ポータルサイト」)
会社名 :株式会社おてつたび
代表者 :代表取締役CEO 永岡里菜
所在地 :(東京オフィス)〒151-0053 東京都渋谷区代々木3丁目31-12
(静岡オフィス)〒430-0907 静岡県浜松市中区高林1丁目8-43
設立 :2018年7月
資本金:70,286,500 円
URL :https://otetsutabi.com/
問い合わせ先: info@otetsutabi.com〈広報担当:園田〉