株式会社リクルートの調査・研究機関である「ホットペッパーグルメ外食総研」が2021年8月度の外食市場調査の結果を発表しています。
ポイントとしては前年同月比で66.4%。コロナ前である2019年比で40.1%。マイナス幅は2021年7月度よりも拡大しています。今年の8月は緊急事態宣言が続き多くの人が外食を自粛したのに加えて雨の日が多かったことが要因として考えられると調査結果では報じています。外食の単価も前年比でマイナス279円。また飲酒主体業態では前年比で34.1%まで落ち込みました。
編集部より
振り返ってみると2020年8月は緊急事態宣言下でもなく、またGoto関連の政策が行われていたためコロナ禍ではあったものの若干希望の見える動きがあったと思われます。今年は東京オリンピックも家で観ることが多かった分、早い時間帯の外食も行いにくい時期が続いてしまったのかしれません。
外食の動きは青果市場の値動きに大きく関わってきます。このリリースが報じられた10月1日より緊急事態宣言が明けました。台風26号の影響も出ましたが徐々に徐々に街の飲食店が盛り上がり、そこに出荷している青果業の方々のビジネスにつながることを願ってやみません。
来年8月度の調査結果が大きく盛り上がることが今から楽しみにしたいと思います。