どんなお話?
今年の11月、12月に東京・大阪・福岡の会場において「農業参入フェア2021」が開催されることが農林水産省から発表されました。
農地を利用して農業経営を行う法人が増加していく流れがある中で地域農業に貢献できる存在ということで、国としても積極的に推進していく方針のようです。
これらを踏まえて、農業へ参入したい法人と、誘致したい地域の関係者をマッチングできるイベントととして「農業参入フェア2021」を農林水産省&日経ビジネスの共同で開催するということです。
東京会場
日時:令和3年11月17日(水曜日)13時00分~17時30分(開場 12時30分)
会場:東京国際フォーラム B7
所在地:東京都千代田区丸の内3丁目5-1
大阪会場
日時:令和3年12月2日(木曜日)13時00分~17時30分(開場 12時30分)
会場:大阪国際会議場 3Fイベントホール
所在地:大阪府大阪市北区中之島5丁目3-51
福岡会場
日時:令和3年12月10日(金曜日)13時00分~17時30分(開場 12時30分)
会場:福岡国際会議場 多目的ホール
所在地:福岡県福岡市博多区石城町2-1
セミナー
参入法人による取組事例の発表
経済専門家によるコロナ禍の世界経済と日本農業への影響に関する講演
農業専門家による法人の農業参入の動向・分析に関する講演
相談コーナー
・法人を誘致したい都道府県や農地バンクが法人の個別相談に応じるブース
・既に農業参入を行っている法人が、法人を誘致したい地域や新規参入を検討している法人の個別相談に応じるブース
・農業法人等が農業経営に関する個別の相談に応じるブース
・株式会社日本政策金融公庫が資金面に関する相談に応じるブース
・国が制度面に関する個別の相談に応じるブース
編集部より
農家として一番大事なことは「良い品を栽培して出荷すること」です。そこに安定性、栽培効率化によるコストパフォーマンスなども含まれてきます。
ただ事業者として必要なのは「事務部門」「営業部門」「広報部門」「物流管理部門」など多岐にわたります。そこはノウハウのある法人が行っていくことで更に「農産品の出荷」というビジネスが高度化されることになります。
組織で事業を推進することは一方で分業制も進み、なかなか休みの取れない業界が変わってくる可能性も出てきます。いずれにせよ、自然を相手にする仕事は生半可なことではなく非常に難しいゆえに今まで責任感や使命感で成り立ってきた業界です。新たな動きがその地域その地域の活性化に繋がればと思います。