どんなお話?
長野県飯綱町では特産品のリンゴが春の雹害で大きな被害を受けました。収穫量が少なくなる影響もあり、残った実も傷がついたりヒビが入ったりと見た目が良くないものになってしまいました。とは言え味は秀品と変わらぬ美味しさということでふるさと納税の返礼品に設定して被害農家を応援する規格を開始しました。
寄附金額
5,000円、6,000円、10,000円の3種類を設定
返礼品
特別サービス品の「霜被害農家応援りんご」として「秋映」「シナノスイート」「シナノゴールド」「サンふじ」の4種類をお届け。光センサーで選果しているので糖度が10土以上、そして果肉内の腐れ有無の確認もしているので皮を剥いたら秀品と変わらぬ美味しさです。
雹のせいで見た目が悪くなってしまったが・・・
光センサーできっちりと選果しているので、品質が保証されています。
編集部より
雹害の話を聞くたびに農家さんは本当に自然と向き合って育てているんだなと感じます。数年前にも群馬の白加賀うめに雹害が起こり、安口の雹害果として出荷されました。
今回の飯綱町リンゴも「味は秀品と変わらない」ということで届いた方々は舌鼓を打つことになります。糖度をしっかりと揃えているのであればあとは見た目の規格になります。見た目良いほうが贈答品等にも使われるため単価が上がるのはもちろんですが、味が変わりないのであればC品やD品もそれなりの単価になればいいと思ってます。
ただそれを判断するのは消費者です。消費者も美味しいものを買いたいというニーズがあるので、そこで大事になるのはブランドでありPRです。今回のふるさと納税返礼品はその取組として農家さんの応援&ブランドPRという2点で効果を奏していきそうですね。