緊急事態宣言明け、野菜が全面安

どんなお話?

日本農業新聞のTwitterによると、野菜相場が全面安。平年比で18%安となっています。

曇天からの好天で、夏産地の終盤が伸びたのが一つ。同じ理由で秋冬産地の量が増えたのが一つ。

ダブルで出荷されるため需要が供給に追いつかずに相場が下落しています。

編集部より

これをどう捉えるかです。端境が無くなったのできちんと欠品することなく供給できてますという点もあれば、単価が安くなったため産地にお金が入らないというのもあります。特に出始めで良い相場が期待できた秋冬産地の出荷者にしてみると難しい状況かも知れません。

ただ全体的にこれだけ丁寧に農家さんが作った野菜が今まで安かったよねというのがあります。デフレなのかもしれません。例えば夏の話になりますが北海道の2Lトマトが東京で100円で買える。物流コスト等々考えるとこれってムチャクチャ安い話になります。どうなのと。そもそも論でもっと野菜って高くても良いんじゃないですか?と思ったりもします。

とは言え、日々のお買い物で使える予算も限りがあります。お買い物の予算で野菜の構成比は1/4とも言われます。なので高いとそれはそれで需要が鈍くなる。

だとしたらちょっとお高い品物でもお値打ち品に見える販売戦略が求めらるのかも知れません。

同時に相場が安いときだからこそ秀品、A品をしっかり買ってもらう。普段なかなか手の出ない高単価な野菜はどうでしょうか。いつもトマトを買う方が今日はフルーツトマトにしてみるのは?など。このあたりは小売店側の販売戦略にもつながってきます。

相場が安い時に安売りを仕掛けると消耗戦にもなってしまいます。お手頃価格だからこそ小売店サイドは自店のラインナップを打ち出して日頃足を運んでくれるお客様にアピールするいいきっかけになるのではないでしょうか。小売店が盛り上がれば、仲卸、卸、産地と全体で盛り上がるきっかけの一つになると思います。

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