どんなお話?
2021年11月4日(木)、東京大田市場にてJAにしうわの西宇和みかんが出荷されました。
朝7時から行われた西宇和みかんの初競り。桐箱入りの「日の丸みかん」が150万円で落札!場内は大盛りあがりになったとのことです。
西宇和農業協同組合の木下理事長は、「今年の西宇和みかんも糖度と酸度のバランスが抜群です。ぜひおいしいみかんを味わってください」と話しました。西宇和みかんは、これから本格的なシーズンを迎え、出荷は1月上旬(予定)まで続きます。
初競り会場の様子
<西宇和みかんについて>
八幡市、伊方町、西予市三瓶町の2市1町にまたがるエリアで生産され、JAにしうわ管内10カ所から出荷されるみかんの総称です。また、JAにしうわ西宇和農業協同組合は、西宇和地区産の温州みかんを「西宇和みかん」として統一ブランド化し、品質を保証する“Nマーク”の表示をしています。
西宇和みかん ブランドサイト
https://nishiuwamikan.com/
<西宇和みかんの「Nマーク」>
■品質保証マークについて
○使用開始:2018年11月5日(月)~
○ロゴマークのコンセプト(ロゴに込めた思いなど)
新マークは、日本を代表するみかん産地の証し。
日本のみかんを代表する愛媛の中でも、100年を超える歴史と
品質への高い評価をいただいている西宇和エリアのみかんだけが
使用することができる「みかんの聖地」「みかんのブルゴーニュ
(みかんに特化した産地)」を目指した品質宣言マークです。
※西宇和エリアは、全耕作地の95.8%で果樹栽培が行われています。
編集部より
11月3日は「良いみかんの日」でした。その日に出荷されたのが4日に初競りにかかったのでしょうか。
通常日の丸みかんは5kg箱で4500円。となると1kgで9000円です。それが10kg桐箱で150万円なのでザックリ167倍!大変な値段ですね。卸売会社にも7%の受託手数料が入るとしたらこの1箱だけで10万円です。そんな計算をしてしまうほどの値段です。
初競りを記念してという値段だと思いますが、やはりそれは西宇和みかんを長年愛し、応援する仲卸(あるいは買参)がいるからこそ。それがまたこうやってニュースになってブランドの価値を高めます。各産地、各商品それぞれ独自のブランドを作るとともにファンとなるクライアントを丁寧に作ることがこのサイクルを作り出します。