「外食は控える」人が減少し、外食意向は回復傾向
飲食店の「ワクチンパスポート特典」今後利用してみたい人は 51.5%
年末年始に「忘年会」予定あり 10.4%、「帰省」予定あり 36.7%
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)の外食市場に関する調査・ 研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」(https://www.hotpepper.jp/ggs/)は、男女 1,034 人を対象 に 2021 年 11 月、緊急事態宣言解除後の外食の実態や消費者心理について調査を実施しましたので、結果 をお知らせ致します。
<要約>
POINT1 現在の外食意向「当分は様子を見て外食を控える」21.5%。2021 年 7 月より 13.4pt 減少、外食意向は回復傾向 ・・・P3-6
▶2021 年 7 月調査に比べると、外食頻度はやや持ち直し、「当分は様子を見て外食を控える」と回答し た人は 21.5%(前回 34.9%、前回比-13.4pt)と減少。
▶外食頻度がコロナ禍前と比べて変化した理由は「感染しないか不安だから」52.4%(前回調査 73.3 %)、 「まだ自粛すべきだと思うから」36.6%(同 49.9%)。ともに 2021 年 7 月調査より不安が和らいだ様子。
▶今後のお店選びで「都道府県などの自治体の認証を受けた店かどうか」を気にする人は 20.8%。
POINT2 外食店の「ワクチンパスポート特典」を今後利用してみたい人は 51.5% ・・・P6
▶「ワクチン接種証明書や陰性証明書の持参者に特典のある飲食店」の認知と利用意向は「知っている (すでに利用した)」人が 2.3%、「知っている(まだ利用してはいないが、今後利用したい)」人が 51.5%。
POINT3 所属団体で忘年会の実施予定が「ある」10.4%、「ない」40.8% ・・・P7-8
▶11 月上旬時点で忘年会の実施予定が「ある」と回答した人が 10.4%、「ない」とした人が 40.8%、「わ からない」とした人が 19.9%、「所属団体はない」とした人が 28.8%。
▶所属団体から忘年会への制約の“お達し”の有無は、「ある人」と「ない人」とがほぼ半々。
POINT4 年末年始に帰省予定がある人は 36.7%、外食する予定がある人は 44.8%・・・P8-9
▶年末年始の帰省については「予定がある」人が 36.7%、「帰省先があるが帰省しない」人が 20.1%、「帰 省先がない」人が 43.1%。また、それぞれの状況で外食を行うかについて「外食する・計」は 44.8%。
問い合わせ先
株式会社リクルート ホットペッパーグルメ外食総研 https://www.hotpepper.jp/ggs/ E メール問い合わせ:hpg_gs@waku-2.com
編集部より
コロナ感染者数がちょっとずつ落ち着いているため、外食対しての意向も徐々に改善傾向にあります。ただやはり会社で開催する忘年会というのは非常に割合が少ないため少人数での食事会、飲み会がささやかに行われていると考えていいでしょう。
まだ自粛すべきであるという気持ちも無くなっていないことから、今後の頃な感染状況によってはまた外食を控える方向に逆戻りすることもあります。そのために少しでも安心して外食をしたいという気持ちから「自治体の認証」だったり「ワクチン接種者への特典」があるお店を選びたいという意向があります。それを実装している飲食店はできるだけネットでのPRが集客にプラスになるでしょう。
徐々に回復・・・ではありますがいまが辛抱のタイミングでしょうか。なんとかこのままコロナが落ち着いた年末年始を過ごして来年こそは2019年まで同様の過ごし方をしたいですね。