どんなお話?
サツマイモブームです。焼き芋に始まり、秋のスィーツの代表食材になっていますが近年人気のポイントは「甘くてとろとろ」です。ネットリ系とも言われます。ホクホクっとしたベニアズマ系よりも紅はるか、あるいは安納芋がネットリ甘い系の代表格です。
※もちろん、芋ようかんなどにはベニアズマを必ず使う和菓子屋さんもあるので用途によります。
そんな甘いサツマイモですが、収穫後にしばらく貯蔵して糖度を高める必要があるため最も早くても9月下旬頃の出荷になっていました。また安納芋のように加熱調理時間を長くすることでネットリ甘く仕上げるなど調理方法にもポイントが必要です。
今回農研機構が発表した新品種「あまはづき」は貯蔵しなくても早い段階から糖度が高いのが特長ということです。また特殊なデンプンを含んでいるため、通常のサツマイモと比べて加熱した時により早く甘くなるんですって。
今後ですが2022年春から茨城県を中心に苗が供給される予定のようなので、うまく行けば来年の秋には食べられるかも知れませんね。
10月25日〜29日に農林水産省の「消費者の部屋」にて展示されるようですよ。
編集部より
一気に冬の寒さになってきましたが、そうなると食べたいのが焼き芋です。ホクホク甘い。コンビニ等では焼き芋を冷やしたスィーツを夏場に販売するなど1年を通して甘いサツマイモの人気と需要は高まっています。
今回の新品種、「あまはづき」ですが「紅はるか」と比べて色が濃く、ネットリ、甘く、収量も多いっていう話なので一気に人気が出るかも知れませんね。ただ長期の貯蔵向きではないということなので収穫して出荷して売り切れたらまた次シーズンという期間限定の品かもしれません。
農林水産省にて展示があるということなので来週取材に行ってきます!!






